
CSPM of managementは、セキュリティ・マネジメントを実施する人のために、情報セキュリティマネジメント系の知識(下図:IPA情報セキュリティスキルマップのレベル2〜3)に対応した教育です。また、ITスキル標準(ITSS)の情報セキュリティ分野レベル2〜4に対応した教育となっています。情報セキュリティマネジメント・リスク分析の考え方や、情報セキュリティポリシー策定の基本、対策計画を立てるために必要な知識を習得します。
- 認定資格
- Certified Security Professional Master(CSPM)OF Management
- 対象
- 情報システム管理者、セキュリティ監査員、法務担当
- 日程
- 2日間
- 受講料(税別)
- ¥135,000(テキスト・試験含む)
※受験のみの場合は¥15,000

■情報セキュリティとは何か
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セキュリティには2つの意味がある |
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何をセキュアする(安全にする)のか |
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情報セキュリティの種類 |
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物理的セキュリティと論理的セキュリティ |
■情報セキュリティーの構成要素
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情報セキュリティの6つの要素 |
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機密性[Confidential]とは? |
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完全性[Integrity]とは? |
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可用性[Availability]とは? |
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真正性[Authenticity]とは? |
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責任追跡性[Accountability]とは? |
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信頼性[Reliability]とは? |
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3大要素のバランスと活用 |
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情報セキュリティ対策の考え方 |
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情報セキュリティ対策の4つの機能 |
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「抑止機能」脆弱さをカバーする環境作り |
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「防衛機能」抑止できない脅威からの防御 |
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「検知機能」トラブルをいち早く察知し被害を最小限に食い止める |
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「回復機能」機能とデータを速やかに回復 |
■脅威と脆弱性
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100%のセキュリティはありえない |
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脅威 |
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人による脅威 |
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ソーシャルエンジニアリングの脅威 |
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クリアデスク・クリアスクリーン |
■情報セキュリティマネジメント
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情報セキュリティにおける「PDCAサイクル」 |
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さまざまな情報セキュリティマネジメント |
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■リスクの概念
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情報セキュリティにおけるリスク |
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リスクと損失 |
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損失の種類 |
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リスクを構成する要素 |
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●事例●
個人情報漏えいで「32億円」 |
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JOモデルと使って想定損害賠償額を計算する |
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宇治市事故と想定損害賠償額 |
■リスク分析の概要
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リスク分析の必要性 |
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リスク分析の目的と効果 |
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リスク分析の種類 |
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ベースラインアプローチ |
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非形式アプローチ |
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詳細リスク分析 |
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組み合わせアプローチ |
■詳細リスク分析
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詳細リスク分析の手順 |
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情報資産を分類する |
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分類のときに持つべき「目」 |
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情報資産調査の準備をする |
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どこまで情報資産調査を行うのか |
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情報資産をカテゴライズする |
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情報資産調査表のまとめ方 |
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脅威とぜい弱性、管理策 |
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リスクの大きさの評価 |
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どの手法を使うか |
■リスクマネジメント
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リスクマネジメントのプロセス |
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リスク処理の概要 |
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リスクコントロールの手法 |
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リスクファイナンスの手法 |
■情報セキュリティポリシーの概要
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「ルール」がセキュリティを作る |
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内的効果と外的効果 |
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セキュリティポリシーが果たす役割 |
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情報セキュリティポリシーの位置付け |
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情報セキュリティの構成 |
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■情報セキュリティポリシーの策定
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策定のための委員会を設置する |
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情報セキュリティポリシーの策定手順 |
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策定において注意すべきこと |
■情報セキュリティ監査制度
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情報セキュリティ監査制度 |
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情報セキュリティ監査制度で提示される文書 |
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情報セキュリティ監査制度の6つの視点 |
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監査が情報セキュリティマネジメントを高める |
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情報セキュリティ管理基準 |
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情報セキュリティ対策基準との比較 |
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組織にあった個別の管理基準 |
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自組織の管理基準を策定する |
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コントロールの選定 |
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コントロール選定の目安 |
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サブコントロールの選定 |
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サブコントロールの修正 |
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技術的検証の必要性 |
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個別管理基準を完成させる |
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個別管理基準を使いやすく分類する |
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個別管理基準を利用する前に |
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技術的検証と監査結果を活用するために |
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外部監査の利点 |
■情報セキュリティ関連法規
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電子計算機損壊等業務妨害 |
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電子計算機使用詐欺 |
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不正アクセス禁止法 |
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電子署名法 |
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個人情報保護法 |
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知的財産権 |
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工業所有権に関する法律 |
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特許法 |
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著作権法 |
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不正競争防止法 |
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その他の法律 |
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